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2012.02.27
No.117 『解決方法1』

 さて、今まで長々と書いてきた歩みは、私が塾を始めた当初から、子どもたちの様子に違和感があり、一般的に考えられる練習を積むことや、解説の順番を変えるなどの試行をしても、効果が得られるのではなく、かえって状況を悪くしてしまった、というお話です。さて、ここからいよいよ解決方法について、お話していきます。
 現在の子どもたちがおかれている環境は、新入社員が入社してきた時をイメージするとわかりやすいと思います。新卒で雇用した人間に、単純な細切れの仕事だけを与え続けたとします。関連部署の仕事をまったく伝えていないのに、能力が低いと決めつけられ、失敗すると、もっと単純作業が増やされてしまえば、
その仕事の意味を見出さず、働く意欲も失っていくでしょう。
 他の会社で経験を積んでいたとしても、思った通りに活躍しなければ、上司はいらいらすることが多いはずです。たとえ経験者であっても、部門間の仕事がどのように流れているか、人間関係がどうなっているかを知らなければ、活躍することは難しいでしょう。そして会社が向かう方向が示されていなければ、本当の意味でその人間の力を発揮できないと思います。子どもたちも、自分たちが
今どこを勉強して、どこに向かおうとしているのか、まったくわからずに、ただ問題の正解を見出さなければならない状況に、追い込まれているのです。
 例えば駅から学校までの道のりを教えてもらうのに、途中の郵便局からコンビニまでの道を強烈に教えこまれたとします。区別しにくいコンビニの特徴や、郵便局に張られたポスター、風景をぼんやりとしか記憶できません。先に、スタート地点から、どの方向に向かうかの全体を知らせておけば、迷うことなく道順を理解するでしょう。
 新入社員に簡単な仕事だけ何か月もさせて、相手のレベルが上がらないと言っているのと、同じです。
 あるラインのなかの一部の部品を組み立てるとします。何時間も同じものを組み付けているうちに、ラインに流れている部品が何であるのか、意識しなくても組み付けることができたりします。
 その昔、方程式を解きながら、ドラマの続きを思い出していると教えてくれた子がいました。ライン作業をしている女性が、今晩の献立を考えていても、製品が流れるようなものです。ラインでは、部品が不良品でなければ、次工程に流れますが、方程式は意味を考えなければ、連立方程式や二次方程式を解くときには、一次方程式で使った法則は使いこなせないのです。こんな風に、まるで機械作業をやっているような単純な練習の繰り返しによって、楽な思考の癖がついてしまうと、どの教科も同じような思考を使ってしか、考えることができなくなります。
 その逆に、一つのことの意味を捉えることを意識できるようになれば、どの教科もできるようになるはずです。
 
教える側が、その授業で伝えようとすることが、どこからきて、どこに行くのかを明確に意識して授業をすることが、解決法の一つであると気付いてきたのです。

続く

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